東武動物公園 (最終更新:2008.6.12)
ホワイトタイガーがよく見える。(2008/11/24)
関東でも指折りの大型動物園。
ユニークなイベントが多く、展示場の新設・改修がハイペースで行われています。
現在の満足度・これからの期待度とも、非常に高い動物園です。
150種約1500頭の動物を展示。東武伊勢崎線:東武動物公園駅から徒歩10分。
入園料は1500円と高いのが難点。ただし遊園地もセット。
今回は定期的に開催されている『大人のための飼育体験』イベントの
「バク/小獣コース」に参加してきました。
イベント開始までは園内を見て回りました。
埼玉県南埼玉郡白岡町爪田ヶ谷425番地
ホームページ:http://www.tobuzoo.com/pc_index.html
・2007.11.24の記録 【NEW】
・2007.11.10の記録
2007.11.24の記録
広大な展示場
@バードハウス。フラミンゴなど華やかな鳥との距離が近い。天井が高く緑も多い。
Aアフリカサバンナエリア。キリン・シマウマ・ダチョウが暮らす。
Bサル山。まさにそびえ立つ山。やっぱりサルは見下ろすより見上げたい。
イベントが始まるまで園内を見てまわりました。
@人工飼育で育ったトラは、人懐っこい仕草を見せます。
A羽を広げて胸をそらすコンドル。日光浴でしょうか。
Bアヒルの行進。より多くの動物が参加する“アニマルパレード”もあるそうです。
Cオットセイのプール。後述のペンギンプールなど水槽がとても清潔です。
Dレッサーパンダの展示場は、小さな堀で囲んだ箱庭式。姿がよく見えます。
E熟睡するチンパンジー。猿は種類によって展示場のこだわりが随分と違っていました。
リスザルの展示場
リスザルの展示場は2つありました。
水掘りで囲んだ屋外の小島と、カピバラやサイチョウと同居する屋内施設(リスザルの楽園)。
屋内施設はお客が檻の中に入って、観察することができます。距離も近くオススメ。
ただし私が入ったときは、客を脅かすようにサイチョウが頭上を飛び回っていました。
・・・これはこれで面白い。
ふれあい広場
家畜の充実したふれあい広場。餌を与えることもできます。(有料)
癒される場所です。
シカの餌やり
餌をやれる動物が何種類かいるのですが、一番のオススメはシカ。
柵から顔を出してアグレッシブに求めてきます。
人を噛む様子はなく、手の平に餌を置くとぺろりとなめてもっていきました。
ちなみにこれはアクシスジカ。奈良公園のシカとは違います。
★飼育体験の時間になりました。
飼育員さんに続いてバックヤードに移動します。
物欲しそうなクマ
途中、飼育員さんの姿を見てクマが興奮しはじめました。
主人を見つけた飼い犬のようにソワソワするクマが新鮮です。
キリンの餌やり
イベント最初の恒例行事。皆でキリンに餌をやります。
二度目ではあっても楽しい時間です。
今回も下からのアングルを狙ってみました。歯並びが悪い!
食事の準備
今回のコースでお世話するのは
マレーグマ・ヤマアラシ・フェネック・アライグマ・アカハナグマ・プレーリードッグ・オオコウモリ・・・などなど
『小獣』でくくられているものがたくさんいました。
レッサーパンダは対象外でしたが。
餌も動物によって随分違います。
野菜や果物を切ったり、ペレットを計ったりと作業の幅も広いです。
@野菜や果物を切る。草食動物用。
A水に浸したペレットと果物は大コウモリ。
Bオカラはマレーバクやラクダ。
Cリアカーにつんで運び出します。
マレーバク
日本最高齢のマレーバク・ペーター氏(28歳)
飼育員さんが身体をかいてやると、気持ちよさそうに寝そべってしまいます。
そんな無防備な彼を一緒に触らせてもらいました。
なんだか不思議な手触りです。
卓球のラバーとバスケットボールを足して2で割ったというかなんというか・・・
動物たちの寝床は殺風景ですが、床暖房や上方からのライトもそろっています。
食事のはじまり。
複数のマレーバクがいるのですが、個体ごとに好みも違うらしく
オカラから食べるもの、キャベツから食べるものと差が出ています。
その他の動物
@よく懐いたアライグマ。パレードにも出演中。
A構図の関係で恐竜の頭みたいに大きく見えるラクダ。ペレットを手渡しでやれました。
Bベンガルヤマネコには肉。
Cヤマアラシにはキャベツ。物々しい見た目より食が細いのか。
D餌の上に着地して『汁』だけをすするオオコウモリ。朝にはカサカサになった餌が残るのだとか。
二度目の飼育体験でしたが、前回の肉食獣とは異なるところが多く新鮮でした。
動物と直接ふれあえるのはやはり嬉しいですね。