東武動物公園 (最終更新:2007.11.17)


飼育員体験イベントに参加。動物の食事を作ります。(11/10)



遊園地とセットで楽しめる動物園。
150種約1500頭の動物を展示。東武伊勢崎線:東武動物公園駅から徒歩10分。入園料は1500円。
定期的に開催されている『大人のための飼育体験』イベントに参加してきました。
今回は園内を見てまわる時間がなかったため、イベント内容を紹介します。


埼玉県南埼玉郡白岡町爪田ヶ谷425番地
ホームページ:http://www.tobuzoo.com/pc_index.html




・2007.11.24の記録 【NEW】
・2007.11.10の記録



2007.11.10の記録 

=体験イベント概要=

以下6つのコースからメールで申し込みます。
@ポニー乗馬コーナー A猛獣・チンパンジー B小獣・マレーバク
Cキリン・シマウマ Dゾウ・カバ Eペンギン・サル山
いずれも参加費5000円で、13:30集合17:00解散。雨天決行。(ただしキリンの餌やりができない)
用意するのは汚れてもよい服・靴と軍手。写真は自由にとってOKでした。


キリンの餌やりからスタート!



悪天候にも関わらず20名ほどの参加者が集まりました。
大半が女性参加者というのも驚きです。
最初に全員でキリンに餌をやります。



迫るキリンの顔!これは盛りあがります。
全員が餌をやった後、コース別に分かれます。


今回参加したのは、

猛獣・チンパンジーコース!

お世話する猛獣は次のとおり。




珍しいホワイトタイガーをはじめ、人気のネコ科メンバーです。
動物ごとの癖や性格を飼育員さんが話してくださいました。

・ピンクの鼻と青い瞳もホワイトタイガーのかわいい特徴。現在お見合い中とのこと。
・水が嫌いで雨の日は必ず屋根の下にいるライオン♂。洗髪されないのでタテガミもごわごわ。
・人工飼育で育ったアムールトラとウンピョウは飼育員がくると寄ってきます。

同じ種類の動物でも一頭一頭性格や趣向が違い、飼育には配慮が必要なのだそうです。




特注の檻は500万円!



動物を治療するときに閉じ込める、特注の檻を見せていただきました。
バルブを回すと『万力』のように檻が狭まり、中の動物を固定することができます。
さらに縦向けの格子は一本一本取り外し可能で、治療する患部周辺のみ外して広げることができます。
特注品のこの檻、お値段なんと500万円!

若手飼育員が檻に入り、使い方を実演してくださいました。
勉強になりました!




食事の準備

動物たちの食事つくりがはじまりました。



『ジャガー♂ ゴルゴ 馬肉1.5kg,鶏肉1.5kg』・・・といった風に動物ごとに分量が決められています。
飼育員さんが器用にばらした鶏肉などを、参加者が更に細かく切って適当な量に調整していきます。
肉食獣の餌は馬肉・鶏肉・鶏頭が中心。日替わりでメニューが変わることはないそうです。
全員の食事が準備できたら手押し車に乗せて獣舎に向かいます。



猛獣舎のつくり

動物たちの暮らす猛獣舎の中を案内していただきました。
簡単に書くと次のようなつくりをしています。



【入口】
 
2つの扉を開けて中に入ります。
寝室までは計6つの鍵がかけられています。
【飼育員通路】
 
入口から通じる細長い通路です。
暖房の設定や動物通路の開閉など各種操作を行います。
【展示場】 昼の住まいです。お客さんが動物を目にする場所です。
【寝室】
 
夜の住まいです。3m×3mのシンプルなつくりですが床・天井に暖房機能あり。
各動物2匹以上の動物が飼えるよう、寝室は2つ用意されています。
【動物通路】
 
寝室と展示場をつなぐ通路。動物はここを通って2部屋を移動します。
飼育員通路のすぐ下にあります。
        



寝室へ餌をいれる



餌は猛獣舎の寝室へ窓から落としていきます。(時間短縮のため)
展示場には出ず寝室で待機していたユキヒョウに肉をあげることができました。




肉に釘付けの視線、がぶり食いつく表情がなんともいえず可愛いらしい。




動物を寝室にいれる



肉の設置が終わったら猛獣舎へ。
動物用通路の扉を開け、動物たちを餌のある寝室へ入れます。
格子一枚隔てて猛獣が行動するわけですから緊張します。
タイミング的には17時の閉園近くになります。




チンパンジーとラクダ



猛獣の他にチンパンジーの収納を見学。
食事は、リンゴ・バナナ・グレープフルーツ・人参・キャベツ・サツマイモ・乾パン。
女性参加者のみチンパンジーに触れられる特典つきでした。(男性は嫌がるらしい)

またラクダの餌やりもさせていただきました。
寝室では乾草の他、豆腐屋でもらってくるという『オカラ』を美味しそうに食べていました。




イベントを終えて

子供の頃、つきたい職業だった動物園の飼育員。
それをつかの間体験できる楽しいイベントでした。
参加費5000円と高めですが、飼育員のお仕事、
動物園の動物たちがどんな風に生活しているのか
その一部を垣間見ることができたので満足しています。

機会があればまた参加したい・・・というわけで
11/24(土) 小獣・マレーバクコースに参加してきます。


こうご期待!

inserted by FC2 system