京都市動物園 (最終更新:2009.4.14)


ホースを持ち込み、サル山を水掃除。(09/1/14)



百年以上の歴史がある、日本で二番目に古い動物園。
園内は老朽化が目立ちますが、手製の紹介パネルや動物向けの遊具など工夫が多く見られます。
2015年度までをめどに全面リニューアルするそうで、今後楽しみな動物園の一つ。
付近に観光地も多く、京都駅からも寄りやすいので、ブレイクする可能性も高いのではないでしょうか。
地下鉄・蹴上駅から徒歩5分。入園料500円。

〒606-8333 京都市左京区岡崎法勝寺町
ホームページ:http://www.city.kyoto.jp/bunshi/zoo/index.html




2009.1.14の記録 



@これ見よがしに羽を広げてアピール!
A餌が高所に吊るしてあります。長い首がよく分かります。
BCゾウ・キリン・ライオンなど有名どころがそろっています。
Dオスライオンのナイル。たてがみがお腹の下まで伸びています。毛深いにもほどがある。
E多摩出身のビクトル。過去に悲惨な事故もありましたが、処分にならなかったのは不幸中の幸いです。
FGブラジルバク。紹介パネルがvol.14まで続いているなど、飼育員さんのやる気が伝わってきます。




京都といえば霊長類!

京都大学と結びつきが強く、霊長類の研究や試みが進んでいるそうです。
たしかに遊具や紹介パネルも凝っています。



個人的には「樹を持ち寄り植樹しよう」という企画が目を引きました。
ゴリラが樹を抜いてしまうこともあると但し書きした上で
展示場に植える植樹を一般から求めるというものです。

自分の持ち込んだ樹がスクスク育てば嬉しいでしょうね。ゴリラへの愛着も増します。
園はお金がかからず、ゴリラは戯れに抜いてもいい。良い企画だと思いました。

動物園によっては、展示場の樹に電柵を巻いているところもあるんですね。
動物が樹をいじるのを防ぎ、展示場を常に緑豊かに見せるため……ではあるんでしょうが
本末転倒に思います。一体誰のための緑なのかと。

そういう点でも、この園のリニューアルは気になるところです。




爬虫類舎



薄暗い爬虫類舎。こういう雰囲気も好きです。(両生類や夜行性動物もいます)
特に印象深かったのが便秘気味のビルマニシキヘビ。
放置はできないので、捕まえてフンを掻き出しているとか。
写真下の石みたいなのが取れたフン。
想像できない苦労があるものですね。




試行錯誤が面白い小動物長屋



長屋にように続く飼育小屋はかなり老朽化が進んでいます。
いろんな小動物が隣り合って入っているんですが、一部屋ごとに工夫されているのが面白いです。
写真下の段がその例。左からアナグマ・ケープハイラックス・ホンドギツネの小屋です。




リニューアルが進む



上はチンパンジーの展示場イメージ。
敷地の狭いこの動物園では、高さを利用するのは理にかなってそうですね。

下はゴリラ舎裏の巨大イラスト。こういうのって残るんでしょうかね。
おしゃれで好きだけど『カラフルな柄』はどうなんだろう(笑)
京都の未来に期待!




以上。

inserted by FC2 system