世界蛇王教育農場  (最終更新:2007.11.25)


そこは混沌とした施設でした。(2007/10/24)



台湾:台南県にある個人経営の動物施設。
『世界蛇王教育農場』というインパクト抜群の名前に惹かれて訪問しました。
その名のとおり、蛇を数多く飼育しているのですが
それ以上に忘れられない要素は他にあります。
高速鉄道・高速台南駅よりタクシーで約15分。入園料は200元。

台南県帰仁郷中正北路一段525巷3号
ホームページ:http://www.snakeking.net/(中国語)


【関連特集】台湾の動物園地図



2007.10.24の記録 



都市部から若干離れた町の中にその施設はありました。




完全な屋内施設。
世界中から集められた蛇たちはガラスケースで展示。
昔見たペットショップのバックヤードのようなつくりです。

正直蛇の展示に関しては面白みがなく
別の動物たちに目がいきました。




数百匹のワニ



鯉の養殖場のようなスペースに
ナイルワニ・イリエワニなど各種類ごとに何十匹ものワニが飼われていました。



ワニたちはほとんど動きません。
彫像を見ているような、なんとも不思議な気分です。



一匹だけ別の場所に分けて飼育されていました。



全長5mほどでしょうか。
ずば抜けて大きなそのワニは存在感抜群です。



エセパノラマ写真。




同居するトラとライオン



爬虫類だけかと思いきやライオンとトラ数頭が飼育されていました。
しかも一緒の檻で暮らすものまでいる!
トラのほうはよく人に懐いているのか
私の姿を見ると体をかいてくれというように近づいてきました。




見世物小屋を思わせる



その他にもマレーグマ・オラウータン・ヒョウ・白毛のハクビシンや猿など
小さな動物園以上に多彩な動物たちを見ることができました。
右下の動物は『熊猫』ビントロング。こんな動物がいたこと、初めて知りました。
黒く長い毛に赤い瞳。魔物めいた風貌に味があります。
(ネットで調べたところ、65万円で販売してるお店を発見)

しかしどの動物も檻が狭いです。
不健康でないのか?火事でも起きたら全滅?など気になってしまいます。




サルたちの小さな友情



そんな環境でもたくましいサルたち。
檻越しに毛づくろいするもの。興奮して叫ぶサルをなだめるもの。
別種のサルたちの檻を越えた友情が見られました。




蛇食堂



展示場を出るとそのまま食堂に繋がります。
そこには数々の蛇メニューが。
さっきまで見ていたものをここで食せというのでしょうか・・・






食べてみました。せっかくだから。

『芥藍菜炒蛇肉』200元。
味のほうは安い豚肉を髣髴させるもので、本当に蛇肉だったのか疑問が残ります。
(昔食べた青大将だかなにかの小骨多く水っぽい味とはまったく別物)

お腹いっぱいになった後、施設を後にしました。
アジアの混沌・世界蛇王教育農場。
忘れられない場所となりました。






【おまけ】ニシキヘビの皮を発見。セロハンのような手触り・透明感でした。


以上。

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