熱川バナナワニ園 (最終更新:2008.2.4)


主役のワニ。しかし見所は彼だけではありません。(08/1/20)



伊豆半島の有名観光スポット。
温泉のあたたかい水を利用して多くのワニが飼育されています。
「ワニしかいない」というイメージもあるようですが
30頭以上のレッサーパンダ(日本最多)、
アマゾンマナティ(日本唯一)といった希少動物も見ることができます。
都会の動物園とは一味違う、不思議な空間となっています。
伊豆急行線 伊豆熱川駅より徒歩2分。入園料1300円。
本園・分園・植物園に分かれています。

〒413-0300 静岡県賀茂郡東伊豆町熱川温泉
ホームページ:http://www.i-younet.ne.jp/~wanien/




2008.1.20の記録 

植物園



駅を出てすぐに見えてくるのが植物園。
温室の中で蘭・ハス・食虫植物など、さまざまな植物を見ることができます。
豪勢且つ華やかな“花のアーチ”には目を奪われます。




アマゾンマナティ



植物園のプールにはアマゾンマナティがいます。
ちょうど食事の様子を見ることができました。(食事は1日3回)
キャベツ・小松菜など5種の野菜で、好物はニンジンとのこと。

凹凸の少ない巨体に小さな目、柔らかそうな口。なんとも奇妙な動物です。
米フロリダには野生のマナティと泳げる川があるとか。
いつか行ってみたい場所です。




本園



道路を挟んで植物園の向かいにあるのが本園。
青い柵で区分けされた小プールに、大小さまざまのワニが飼育されています。
骨格標本なども置いてあり、ミニ博物館といった様相をしています。




分園



本園から坂道を上がった先にある分園。
週に一度のワニの食事を見に行きました。

飼育員とワニの距離はわずか数十センチ!
噛みつかれやしないかと見るほうが緊張します。
ニワトリを一羽丸ごと噛み砕くワニの姿も迫力ありました。
早く食べ終わった者は他のワニの餌を狙います。
水の中では奪われやすいのか、地上にあがって食事するものもいました。

どうせワニ園に行くならば、食事時間にあわせていくのを強くオススメします。
動かないワニは退屈です。
なお冬は食事展示が週に一度しかありません。ホームページでチェックしてください。




レッサーパンダは30頭以上!


ワニ園の影の主役レッサーパンダ。
分園の運動場・飼育小屋でたくさん見ることができます。
なぜワニ園にいるのかわかりませんが
人気者をこれだけ集めているのだからたいしたもの。
伊豆でワニ。バナナ+ワニ。レッサー飼育・・・
立案者がどんな方か興味が出てきます。

なおここで飼育されている『ニシレッサーパンダ』という種は
日本の他の園では飼育されていません。(他はシセンレッサーパンダ)
ワニ園の血筋か、個体差かもしれませんが
顔の毛が白っぽく、釣り目のものが多いように感じました。




授乳中?



運動場で3匹が寄り添っていました。
よく見てみると、左右の2匹が乳を吸っている?
赤ん坊というには体が大きすぎると思うのですが
実際のところ何だったのかよくわかりません。

レッサーもたくさんいれば、こんなシーンに出くわすのかと
印象深かった出来事です。




他にも・・・



ゾウガメ・フラミンゴ・クロトキといった動物
バナナやパパイヤといったフルーツも分園では見ることができます。
フルーツをここで取ることはできませんが・・・




分園の最後、フルーツパーラーで食事ができます。
写真はキャラメルバナナ。
甘いソースとからめて焼いたバナナと
アイスクリームが美味しい一品です。




まとめ

動物園ではないため、動物の種類は多くありませんが
それを補って余りある、突き抜けた個性。大変満足のいく施設でした。
温泉を楽しみつつ再訪したいスポットです。

伊豆は動物施設・水族館が多くあるので
あわせてまわるのもいいかもしれません。

※私はこの後タクシーで伊豆バイオパークに行きました。
 ワニ園からは15分2000円ほどで移動できます。



以上。

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